2015年1月1日木曜日

年頭所感 - 「静」

2015年になりました。
みなさま、今年もよろしくお願いいたします。

「年頭所感」というタイトルにしてはみましたが、「目標」という意味では、数年前に定めた長期目標に向けて、今年も地道な努力を続けてゆくことに変わりはないですし、また目下のチャレンジが「仕事と育児の両立」であることも変わりはありません。

そもそも、一年のはじめだけ、したり顔して目標を述べる、というのが、どうもカッコ悪いように思えて仕方がないのですが、区切りとしてはちょうどいいタイミングであることも事実。ということで、文字通り「年のはじめに思うところ」として、今後目指してゆきたい自身の内面について、その方向性をこの場で表明します。


2014年には公私ともにちょっとした、でも小さくはない変化がありました。変化の勢いに押し流されるがままに駆け抜け、求められる役割を果たすべくストレッチを続け、それが成長につながった一年でした。それなりに充実感もあり、達成感を得ることもできましたが、今振り返ると決定的に欠けていたものがありました。

それは「静」の時間。

めまぐるしく動くあまりに、ひとり静かに思考する、という時間が、絶対的に不足していました。


もちろん、2014年も「考える時間」を全く確保しなかったわけでは、ありません。むしろ可能な限りは確保してきたつもりです。ただ、そもそも「じっくり考える」「思考にふける」という時間を確保すること自体が、現状では非常に困難であるため、「ちょっと意識的に確保する」程度では足りず、抜本的対策が必要だと考えるに至ったわけです。


また、自身のキャラクターにも、そろそろ「静」の要素を足してゆきたいという思いもあります。

普段は「積極的」「前向き」「行動派」というような、「動」を思わせる言葉で形容されることが多いのですが、「冷静沈着」あるいは「静かな流れは水深し (Still waters run deep)」というイメージへの憧れがあります。


持ち前の「動」に、ほどよく「静」がブレンドされた精神状態をつくること。そのために、ひとり静かに思考する時間を、これまでと異なる、強制力を持った方法で確保すること。

これが今後の新しい課題です。


*いつも応援ありがとうございます!

0 件のコメント: