2012年11月27日火曜日

出産予定日による働くプレママ生活の違い

今回で三回目の妊娠ですが、奇遇なことに毎回、出産する季節が違います。

一人目は夏、
二人目は秋、
そして今回三人目は冬の出産です。

出産する季節が異なると、働く妊婦生活も少々、異なるものになります。

というのも、働くプレママにとって、大きな影響となる以下の3点が、

▼つわり  (→体力面での負担)
▼通勤服 (→経済面での負担)
▼産後の復帰のタイミング  (→キャリア、両立生活への影響)

季節によって、対策が異なってくるからなのです。

どんな点が異なるのか、ひとつの例として私の体験をご紹介します。

「へぇ~、そうなんだぁ」と軽くお読みになってくださいね。

■まず、夏出産の場合。

▼つわり:
冬の寒い時期に起こります。首都圏であれば、気候もよく空気も乾燥しているため、つわりを悪化させる因子は多くはありません。(もちろん、個人差はあります)

▼通勤服:
マタニティ用の通勤服を買い足す必要が、一番少ないのが夏出産組です。

何かと服がかさばる冬は、妊娠初期のため、手持ち服でなんとか乗り切れます。
「スカートのファスナーを少し下ろして、ジャケットや上着でファスナーを隠す」という芸当が可能なのも、夏出産組だけです。(私も妊娠5ヶ月まで、ファスナーを下ろして、手持ち服で乗り切りました・笑)

春先、お腹が大きくなってきたら、マタニティ・ワンピースを数着買い、「ワンピース+手持ちジャケット」でワードローブを回します。夏が近づいてきたら、ジャケットを脱げばいいだけのこと。

とても経済的です。

▼復帰のタイミング:
保育園の都合上、最もスムーズな4月復帰を目指すことを前提とすると、子供が7-9ヶ月くらいで保育園に預けはじめることになります。まだ物心つく前ですので、新しい環境にも馴染みやすく、「涙・涙のお別れ」にはならないです。

もし仮に職場の育休規定が「1歳を超えた最初の4月まで」なら、2歳近くまで一緒に過ごせますね。

■次に、秋出産の場合。

▼つわり:
春の気候の良い時期に起こります。花粉の季節と重なるため、花粉症の方には、二重苦となります。

▼通勤服:
秋出産組も、洋服がかさばる冬を越さないため、さほど経済的には負担になりません。

妊娠初期は春のため、手持ち服で乗り切ります。薄着になるため「ファスナー下げ」は
できませんので、苦しくなってきたらマタニティ・ワンピースを買い足し、「ワンピース+手持ちジャケット」に切り替えます。夏になったら、ジャケットを脱ぎ、涼しくなってきたら、再びジャケットを着用します。

とはいえ、秋口は冷えるので、お腹や足元を冷やさないようにインナーやアウターを買い足す必要が出てきます。

▼復帰のタイミング:
4月復帰を目指す場合、子供が5-7ヶ月もしくは、翌年1歳5ヶ月-1歳7ヶ月で保育園に預けはじめることになります。新しい環境にも馴染みやすいのは夏出産組と同じ、ただ少々小さいので
必要な予防接種を、入園前までに完了させられるか、が鍵になりそうです。

■最後に冬出産の場合。

▼つわり:
真夏に来ます! ただでなくとも気分が悪いのに、ニオイに過敏になっているため

・周囲の人の汗のニオイ
・ジメッとした空気のニオイ
・その他、異臭・悪臭

などで、ツワリが悪化します。私も今回ヒドイ目にあっています(涙)。

▼通勤服:
経済的にも悲惨です。

というのも、手持ち服で対応できなくなる妊娠後期が冬のため、洋服を一式買い足す必要がでてくるから。

妊娠初期には使えた「ファスナー下げ」もジャケットで隠せる季節になった時には、既にお腹が大きすぎて、ファスナー下げで対応できるサイズではなく、使えません。

かくなる上は諦めて、最小コーディネートを考えることに力を注ぐのみ。

インナー、アウターだけでなく大きなお腹が入る「ママコート」や、足元の冷え防止のため「ローヒールブーツ」も必需品となります。

▼復帰のタイミング:
4月復帰の場合、出産と同じ年に復帰するのは、子供が1-3ヶ月となるため、かなりチャレンジングになります。翌年の春だと、1歳1ヶ月-1歳3ヶ月、月齢的には申し分なさそうに見えますが、すでに物心がついているため、人見知りの子には、新しい環境への適応が難しく、また母親と離れるのも、初めてということもあり、「毎朝号泣、涙涙の別れに出社も一苦労」となりやすいのも、冬出産組です。

■いかがだったでしょうか?

「子供は授かりもの」ですので、出産季節を選ぶことはできませんが(そして「一人目の時はよかったなぁ」と遠い目をするつもりも、ありませんが・笑)、これから出産に望む方にとって、何かの参考になればと思い、ご紹介しました。

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