少し前の回のプリキュアで、ちょっと印象的なやり取りがありました。
(全テキストを正確に再現できていないかもしれませんが、このような趣旨だった、ということでご理解いただければと思います)
難敵に立ち向かい、苦戦し、負けそうになりながらも、諦めず必死に向かってゆく主人公に、悪役がある言葉を投げかけます。
「なぜ、頑張るのです?」と。
そして続けます。
「頑張っても結果が出ずにガッカリしたり、努力しても上手く行かず、笑われて嫌な思いをしたり。失敗して、仲間の頑張りを無駄にしたり、思い悩んで頑張っても、結局みんなに迷惑をかけて、情けない自分にうんざりするだけ。最初から頑張らなければ、そんな思いをしなくても、失敗する事もないのに」。
うーむ、さすが悪役、イタいところをついてきます。確かに頑張ったって、必ずしもいつも成功するわけではないし、失敗して悔しい思いをすることだって、ありますよね。
それに、「なぜ、頑張らなくてはいけないのか?」は、きっと将来、子供にも素朴な疑問として問いかけられそうなことでもあります。
さて、そんな問いへの主人公からの答えが、こちらです。
「誰だって上手く行かない時はある。でも頑張っているみんなの目はキラキラしている。泣いたり悩んだり、一生懸命頑張ったおかげで、今まで知らなかった自分、そして自分にとって何が一番大切なのか分かった。辛いこともあるかもしれないけど、少しずつでも前に進んでゆきたい。その未来はきっとキラキラ輝いているから」。
さすが主人公。「上手く行かない時があるのは、当たり前」「でも、頑張ったことは無駄にならない」「泣いたり悩んだりするから、大切なものが何か分かる」。
全くもってその通りですね。さらにひとつ付け加えるなら、「たまたま1回うまく行かないことがあっても、きっと次は大丈夫だよ」ということかな、と。
子供がいつか何かにつまづいて、ボヤくことがあったら、これを伝えてあげようと思います。
今週もプリキュアのお陰で、朝の静かな30分間と多くの学びを得ることができました。
プリキュア、今日もありがとう!
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