同じ言葉でも、使っている人や、受け取り手によって定義が違うと、意味は正確には伝わらないものです。
例えば「意外とよくできたね」と言ったとき。
私の語感で解釈すると「思っていたより良くできたね」と受け止めます。
しかしこれを「想像していなかったくらい良くできたね」と、受け止める方も、中にはいるのです。
「思っていたより良かった」と「想像していなかったくらい良かった」では、「想定外」の程度が違います。ですから、ここにコミュニケーションのギャップが生まれます。
こうした例は、なかなか気づかないものですが、探してみると枚挙に暇がありません。
そして「こう言ったのに、ちゃんと伝わっていない」「どうして話が正しく伝わらないんだろう…」というコミュニケーション•ギャップは、こうした語感の違いから生じる印象の隔たりが要因のひとつになっているケースも、少なくないのです。
その人がどのようなつもりで、その言葉を発したのか、よくよく気をつけて解釈しなくてはいけませんね。
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