2012年6月12日火曜日

ワークライフ・ハーモニー

突然ですが、私は個人的に「ワークライフ・バランス」という言葉が、あまり好きではありません。
あくまで勝手に抱いている「語感」の問題だとは思うのですが、

・バランス
=右と左が釣り合っている状態
=ワークとライフが均等であるべき
というイメージに違和感があるのです。
(感覚の問題だとは思いますので、そう思わない方もいらっしゃるとは思います…)

むしろ、しっくりくるのは、「ワークライフ・ハーモニー」。
ワークとライフが絶妙に混ざり合って、相乗効果を生んでいるイメージです。

例えば私の場合、平日の日中、合間を縫って子供関連の用事を済ませることもありますし、自宅に帰ってから仕事することもあります。

むしろアイデア自体は、夜、自宅にいる時のほうが、ひらめきます。特にシャンプーをしているときなど、アイデアがどんどん湧いてくるときがあります。

ワークもライフも、自分を創る要素。
ですので、それらが「オン」「オフ」と明確に区別されるのではなく、両方が共存している状態が、私には心地良いのです。

これは、1日という短いスパンの話だけに限りません。

例えば、
・重要な仕事に取り組んでいる時に一時的にワークの比重が大きくなるが、休暇に入ると100%ライフになる
というような数週間単位の話から、

・昨年までは仕事ばかりしていたが、ひょんなことから妊娠・出産。育児休暇を3年間取得して、しばらくは育児に専念する

という、数年単位の話、さらには

・子供が中学生になるまでは主婦業に専念。手が離れてから、10数年ぶりに仕事復帰。専業主婦自体に培った、「主婦の目線」を活かして、以降はビジネスで大活躍

という、10数年単位の話もあると思います。

ですから、絶対に「ワークとライフが常に50:50であるべし」というわけではありませんし、「ワークとライフ、『常に』両方を追求していなくてはならない」というわけでも、ないと思います。

年を取って、人生を振り返ったとき、

・ワークとライフの配分がトータルで納得ゆく割合になっている
・ワークとライフが絶妙に混ざり、人生という音楽に美しいハーモニーを奏でていたと思えること

そして何より、

・ワークとライフ、双方を追求することで、相乗効果を生み、どちらか一方を選んだときよりも、どちらも輝いていたと自信を持って言えること

が大切なのではないかと思うのです。

※もしよろしければ、感想など、お気軽にお寄せいただけると嬉しいです↓

3 件のコメント:

sumikama さんのコメント...

ステキですね!この考え方。
とってもしっくりきます。

私の場合、「ワークライフイコール」ですけど(笑)

霜月葉月 さんのコメント...

sumikamaさん、共感ありがとうございました!

ワークライフイコール、男性にしか言えない潔い言葉で、それはそれで憧れます…(笑)

sumikama さんのコメント...

葉月さん、ありがとうございます。

>男性にしか言えない潔い言葉
おっしゃるとおりですね。そうさせてくれている家族に感謝しかありません。と同時に、家族と社会に恩返しできるようがんばらねばと、身が引き締まりますわ(^^ゞ