2012年6月11日月曜日

視差

目には「視差」というものがある、ということをご存知でしょうか?
右目だけで物を見た時と、左目だけで物を見た時では、同じ物でも見え方や距離感が違って見えます。

試しに右目を手のひらで覆って、何かを見た後で、今度は反対に左目を手のひらで覆って、同じ物を見てみてください。

同じ物を見ていたはずなのに、少しずれて見えたり、対象物と他の物の距離感が異なって見えませんでしたか?

これが、「視差」。
物を立体的に見たり、距離感を正しく把握するために必要なものなのだそうです。

(もしかしたら学術的には不正確な部分もあるかもしれませんが、文系人間が感覚的に解説していることをご容赦いただけると幸いです)

ですから、自分と異なる考えに接した時には、「これは視差ではないか?」と考えてみてはいかがでしょうか?

「どうしてこの人はこう考えるんだろう?」
「どうしてこういう行動を取るんだろう?」

考えてみたら、思いもよらなかった視点に出会えるかもしれません。

自分と異なる考えに接した時は、物事をより正確にとらえるチャンスです。

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