2012年3月8日木曜日

マラソン大会からの学び

少し前のことになりますが、子供の園でマラソン大会があったとき、印象的な出来事が2つあったので、1つずつ記してゆこうと思います。

マラソン大会では5位までに入賞すると、大きなトロフィーもらえる、ということだったので、「トロフィー目指して頑張ろう!」と、ハッパをかけていました。

予行演習では7位、そして本番前日の練習では1位(!)だったので、「これは期待できるかも…!」と楽しみにしていました。

1位になったときには「スタートしたら前に誰もいなくて、すーっと飛び出しちゃったら、そのまま一番になった」ということだったので、そのイメージを忘れないよう、「最初に飛び出す」ことをリマインドしました。

また、「苦しくなったら大きく手を動かす」ということも、教えました。

そしてついに本番、園を飛び出したときには5位だったので、ドキドキしながら帰ってくるのを待っていたのですが…

結果は6位でした。

運営の都合上、全学年のレースが終わるまで子供のそばに行けなかったので、子供と再会したのは、ゴールしてから30分後でした。

「がっかりしてるだろうな。でも頑張ったから褒めてあげよう。来年は一緒に練習したりしようかな」など考えながら近づくと…

なんと、号泣しているではありませんか!

私を見つけると、遠くから首にかけてもらった紙製のメダルに書かれた「6」という数字を指差しながら、泣きながら何やら訴えています。

近づいて話を聞いてみると、5位までに入れなかったことが悔しくて、悔しくて、どうやらゴールしたあと30分間、泣きどおしだったようです。なんという負けず嫌い!

・全力で頑張った結果なのだから、泣くことはない
・50人中6番は立派
・でも来年はもっと練習をして、順番をあげよう
ということを話し、抱き寄せてあげたところ、ようやく泣きやみました。

そして表彰式。
5位までに入賞した子が名前を呼ばれ、前に出て、トロフィーをもらう様子を、我が子はそれはそれは羨ましそうに眺めていました。

たった1位の差であっても、「勝ち」と「負け」の間には歴然とした差がある、という勝負の厳しさを学んだ、よい経験になったろうと思います。

またこのような小さいうちから「負ける悔しさ」を味わう機会があって、良かったとも思います。

来年は「努力をすれば、必ず結果はついてくる」ことを体験させるべく、そして「努力する楽しさ」を知ってもらい、「努力できる子」に育てるべく、私も一緒に練習を頑張ります!

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◆ 今日の"Think AND"

・マラソン大会で惜しくも5位入賞を果たせなかった我が子。悔しくて号泣していた。

・小さいうちに「負ける悔しさ」、そして勝ちと負けには歴然とした差があることを知ることができて、よい経験になったと思う。

・来年は「努力をすれば、必ず結果はついてくる」こと、そして「努力する楽しさ」を知ってもらい、「努力できる子」に育てるべく、私も一緒にがんばる。
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