今日は桃の節句。
・子供に着物をきせ
・桃の花と菜の花を活け
・お寿司、蛤のお吸物、菱餅、ひなあられを用意し、
祖父母とともに、お祝いをしました。
もちろん、雛人形と「おひなさま」の歌の合唱つきです。
意外に思われることも多々あるのですが、どんなに忙しい時でも、伝統行事・祭事にはきっちりと取り組んでいます。特に平日に行事が重なった場合には「今日は節分だから、定時に帰る!」と周囲にも宣言して、対応しているほどです。
というのも、伝統行事・祭事への取り組みは、子供の感性・価値観に影響を与えることだと認識しており、子供の感性・価値観に影響を与える事案は、私の中ではトップ・プライオリティで取り組むべきことと位置づけているからです。
なぜトップ・プライオリティなのか?
理由は、大きく2つあります。
◆ 1つ目は、子供達に日本の文化をきちんと継承し、日本人としてのアイデンティティを醸成するためです。
「フラット化」した後の世界を生きることになる子供達に、共通言語となる「国際感覚」を養うことは言うまでもなく必須。だからこそ「自分は何者なのか?」と依って立つことになる、アイデンティティがこれまで以上に大切になると思うからです。
また海外に出ると、いやがおうでも「日本代表」となるシーンが多々あります。その際、自国の文化、歴史、社会、政治、経済etc.を知らない、語れない、というのは、非常に恥ずかしいことであり、また相手からも「自分の国のことすら知らないのか(いわんや、ビジネスの話なんかできるものか)」と、軽視されかねません。こうした点からも、自国の文化について知ることは重要なことなのです。
◆ 2つ目は、しつけの観点からです。
将来子供が成長した暁に、どのようなご縁があるか分かりません。その際に、
・「まぁ、この子はこんなことも知らないなんて! 」
と軽蔑されたり、
・「お里が知れる」
・「お母さんが仕事をしていたから、ろくなしつけを受けてない」
などなど、
子供は一切悪くないのに、私のせいで恥ずかしい思いをさせるようなことなど、万に一つもあってはならないと思っています。
「やっぱり、お母さんが仕事をしているとね…」など、言わせてなるものか!(笑)
◆ そしてそれ以外にも、私自身が日本の四季折々の行事や祭事を、こよなく愛しているから、という理由もあります。
私自身が楽しみ、慈しんでいる姿をみて、子供達の中にも日本の文化を大切にする気持ちが育ってくれるといいなぁと願いつつ。
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◆ 今日の"Think AND"
・伝統行事・祭事には、意外に思われるほどキッチリ対応している。定時帰社を宣言して対応するほど。
・伝統行事・祭事への取り組みは、子供の感性・価値観に影響を与えること。そして子供の感性・価値観に影響を与える事案は、私の中ではトップ・プライオリティで取り組むべきことだから。
・もちろん私自身が好きだから、という理由もある(笑)。親が楽しみ、慈しんでいる姿をみて、子供達の中にも日本の文化を大切にする気持ちが育てば嬉しい。
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