2012年1月18日水曜日

Innovation : 人類の課題を解決するもの

インドで超低価格タブレット端末が開発されて、それがインド社会を根底から変えるインパクトをもたらしそうだ、という話を少し前に聞きました。

その時は「へぇ〜、さすがインド」くらいにしか思えなかったのですが、優れた書き手によるレポート記事を読むと、その本当の凄みが改めて伝わってきたので、備忘メモを兼ねて雑感を記しておくことにします。

「インドは"最後の一人"に手をさしのべた。
下請け国家からイノベーション立国へと変貌するインドを現地ルポ」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31482

ポイントは、超安価なタブレット端末の登場により、階層を駆け上がるパスポートとなる英語教育を、貧困層も子女でも受けられるインフラが整った、という点です。

私は以前から、「人類が生み出した様々な課題(貧困あるいは環境など)を解決し得るのは、同じく人類が生み出したテクノロジー、あるいは人類だからこそ成し得るイノベーションしかない」と漠然と思っていました。

というのも、人類が今すでに手にしている文明や便利さ、快適さを捨てて、江戸時代などに回帰することはできないから。便利さが生んでしまった課題を解消しうるのは、イノベーションが起こす根本的な変化しかないのでは、と考えるからです。

それが、文系にもかかわらず、現在エレクトロニクス業界に身をおいている唯一の理由でもあります。

どんな技術で、どんな課題を解決することが自分の道なのか?という詳細は、今だに模索中ではあるのですが、この記事を読んで、「やっぱり自分の考えは間違っていなかった」と、勇気づけられました。

自信を持って、模索し続けようと思います。

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