2012年1月9日月曜日

この国の行方

旅に出て、ぼんやりと考えました。
「日本はこれから先、どうなってゆくのだろう」と。

香港は、中国と言う巨大市場の拠点。
シンガポールは、ASEAN含むアジア地域全般の拠点。
では、東京の位置づけは?

少子高齢化社会なので、これからは高齢化ビジネス!といっても、その高齢者の懐を支えるのは、若い世代が支払う年金、という頼りなさ。

「高齢者パラダイス」と銘打ったり、リタイアメント・ビザをバンバン発給して、海外から人を呼び込むにしても、英語がほとんど通じないというハードルが。

ではいっそ、海外から英語も日本語もできるバイリンガル労働力を入れるようにしよう!と考えたところで、今度は移民に対する根強い抵抗感が、新しい壁として立ちはだかります。

また、休暇が取りづらいとはいえ、こんなに祝日が多くて、年末年始、ゴールデンウイーク、お盆、シルバーウイーク(※)と年四回もまとまった休みがあって。

その間にも世界の他の国にある企業は、どんどん働いて、前進して。

日本だけ、取り残されるんじゃないかな?

ガラパゴス化し、緩やかに衰退してゆく、というシナリオしか、見えないんじゃないかな?

自分には、なにができるかな?

答えは、まだ見えません。

(※)厳密には「シルバーウイーク」と呼ばない年もありますが、「秋の連休」というより時期を特定しやすいかと思い、この言葉を使いました。

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