2011年12月27日火曜日

大好きな人と結婚したんだから

一昨日から、「仕事と育児の両立の鍵は、パートナーにあり」として、「結婚しても仕事を続けることへの理解や協力度合いは、その時にならないと見えない部分も多いけど、多少の傾向なら普段の振る舞いから読み取れるかもしれない」という趣旨の記事を書いてきました。

昨日は3つの具体的なチェックポイントをあげましたが、では残念ながら結婚を考えている相手や、すでに結婚している夫が当てはまる場合はどうすればいいでしょうか?

答えはふたつあると思います。
ひとつは、相手を教育すること、
もうひとつは、「大好きな人と結婚したのだから」と諦めることです。

まずひとつめの「相手を教育すること」について。

一般的に「相手と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」と言いますが、家事や育児において相手の理解と協力を得たいと思うなら、

・自分が結婚や出産をしても仕事を続けたいこと
・それにはパートナーの理解と協力が不可欠であること
・具体的に、相手に何を期待しているのか、何をして欲しいのか
・それは容易に実現可能かどうか
・難しい場合、どのようにして解決策を考えるか

について、真摯に話をする必要があるでしょう。

実際に、実家暮らしの一人っ子、母親は専業主婦だった男性と結婚した友人は、結婚後に「家事や育児は二人で行うものである」ということを語り続けて、相手の考え方を変えてしまいました。

あなたが相手を愛しているように、相手もあなたを愛しているのであれば、きっとあなたの希望を受け入れようと努力してくれることでしょう。

しかし、それでも相手の考えを変えるのが難しかった場合、あるいは逆に相手が「結婚して子供を産んだら、家庭に専念すること」に強い信念やこだわりを持っていて、仕事と育児の両立に理解を示さなかった場合は、どうすればよいでしょうか?

これはもう、「大好きな人と結婚した(する)んだから、いいじゃん」と思い、仕事と育児の両立については忘れることです。

本当は、結婚しても子供を産んでも仕事をしていたかった。
でも、相手がそれを望まなかった。
真剣に何度も話し合いをしたけど、平行線のまま。
このままでは、関係が破綻してしまう。
だから、自分が愛する人の主張を受け入れることにした。

それも人生として素敵なことだと思います。

子供の手を離れてから仕事を再開するなどの方法もあります。
なので、そんな場合には「仕事と育児の両立」という考えから、堂々と一時離脱して欲しいと思います。

愛する人を失っては、元も子もありませんから…。

※もしよろしければ、感想など、お気軽にお寄せいただけると嬉しいです↓

2 件のコメント:

ちい さんのコメント...

うちは旦那の強い希望で共働きを選んでいるんで・・・
「こんなに大変なら仕事辞める」の一言の効果は絶大だよ。

結婚当初は何もしなかったけど、
今ではある程度のことはしてくれるように。

ただ、あくまでも「手伝う」という意識。
もっと自主性が欲しいものだよ。
手伝うではなく「共に行う」と思ってくれー。

霜月葉月 さんのコメント...

なるほどー。

でもちいの言うとおり共働きなら「手伝う」じゃなくて「共に行う」と思って欲しいよね。

がんばろー。