「ラク」と「妥協」

昨日は「ラクをする」ことと「妥協をすること」は違う、という話をしました。
今日はその続きで、「ラクをして儲けること」はできても、「妥協をして儲けること」はない、というお話です。

「ラクをして儲ける」ことは可能です。
それは何もしなくても儲けられる仕組みを作ること等で可能となるでしょう。
もちろん「ラクをして儲ける」ようになるまでは、相当の努力が必要になるとは思いますが。

しかし、「妥協して儲ける」ということは、あり得ません。
本来がこの水準がよいのだけど、「まぁこのくらいでいいや」と妥協された製品やサービスを買いたい人など、いるでしょうか？（もちろん「計算された妥協」ならば、話は全く異なります）

ことほどさように、「ラク」と「妥協」は性質ももたらす結果も異なるものです。
「ラク」を「妥協」と誤認して無駄な努力をしたり、「妥協」を「ラク」と勘違いして本来配慮すべき詰めが甘くなったりしないよう、気をつけたいものです。

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