2011年12月11日日曜日

仕事と育児と断乳

昨日に引き続き、断乳のお話です。

「仕事と育児の両立」の中でも、「仕事と母乳保育の両立」への関心は高いように思われます。
私自身は、育休中は完全母乳、職場復帰後は日中は割り切ってミルク、夜と休日だけ母乳、というスタイルでやってきました。

WHOが半年以上の母乳保育を推奨していることもあり、子供が半年になる前に職場復帰するワーキングマザーたちの中には、
職場で搾乳し、自分が一緒にいられない日中は搾乳したものを与えるようにしている、という方々もよくおられます。

また、授乳をしていると、かなり体力を必要とするため(授乳ダイエット、という言葉があったり、授乳中は食べても食べても太らない、と言われていることからも、どれだけ体力を必要とするか、お分かりいただけると思います)、仕事をしながらだと相当消耗します。

特に夏季は消耗度合いが非常に高いため、夏生まれの赤ちゃんの場合は、一歳前後になることもあり、本格的に暑くなる前に断乳することを勧められる場合のあるようです。

ことほどさように難易度と関心が高い「仕事と母乳保育」ですが、実はそれよりエネルギーを必要とするのが、「母乳保育をやめとき」。つまり、断乳するとき、だと思います。ちょうど、「結婚するより離婚する方が数倍エネルギーを必要とする」というのと似ていますね。

仕事をしながら母乳保育をしたいなら、
・「するぞ!」と決める(ハラをくくる)
・どのような方法でできるか考える
・実行する
だけなのです。

が、断乳の場合は、多くの場合「子供がどんなに泣いても、叫んでも、暴れても、ひたすら耐えて、抱っこして、あやす」ということを三日三晩続ける必要があるため、とても平日には取り組めません。普段の週末でも厳しいかもしれません。

そのため、
・それだけの時間を体力がある時期を選び
・かつ、その時期に子供が体調が万全であること(病気だとうまく進まないようです)
という条件の下、全力で対峙する必要があります。

最近では「赤ちゃんが自分から乳離れするまで、飲ませよう」という考え方もあるため、「断乳」を「卒乳」と言う場合もありますが、上記のような理由から、ワーキングマザーにとっては、残念ながら「断乳」なのです。

上の子の時は、冬休みシーズンに万全を気して臨んだところ、たった一日、1時間ほど泣き叫んだだけであっさり完了できたのですが、今回はどうでしょう…。

体調を整えながら、がんばって乗り切ります。

※もしよろしければ、感想など、お気軽にお寄せいただけると嬉しいです↓

2 件のコメント:

ちー さんのコメント...

絶対したいと思っていた訳ではなかった母乳育児、結構つらかったわー。
自分が風邪をひいても薬は飲めず、世話を旦那に頼んで休むことも出来ず、治すために必要な体力は母乳に奪われ、ずるずるいつまでたっても治らない。
夜中は1−2時間おきに起きるし、離乳食はあんまり食べてくれないし、完母続けていたら粉ミルクは拒否するようになったし。
さらにやめるときも大変なのねー。
かなりの覚悟で挑まないと折れてぽろっとあげちゃいそうだわ。

霜月葉月 さんのコメント...

うんうん、母乳もラクではないよねー。でも断乳はもっと大変。やめると荷物も増えちゃうし(飲み物やらコップやらを持参する必要がでてくるため)。

二歳くらいまで飲んでる子って、だいたい男の子な気がするなー。