2011年11月7日月曜日

仕事と育児の両立を望む人が、最初にすべきこと。

これまで「仕事と育児を両立中」という自分視点からのエントリーを多く書いていましたが、今日から数日間は、「いつかは仕事と育児を両立させたい」と思う方向けの記事を書いてみようと思います。

・就職活動中の女子学生の方
・これから結婚と出産を考える若手会社員の女性
はもとより、

・そういった方々とお付き合いしている男子諸君
・若手女性部下を持つ男性上司の皆さん
などにも、きっと何かしらの気づきがあると思いますので、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

さて。

「仕事と育児を両立させたいなぁ」と思ったら、まず何をするべきだと思いますか?

社内で仕事と育児の両立をさせている上司や先輩を探すこと?
自社の制度がどうなっているか、調べること?
それとも、いつ出産をするか、計画を立てることでしょうか?

残念ながら、どれも違います。

「仕事と育児を両立させたい」と思う人が、まずすべきこと。
それは「ハラをくくること」です。

仕事と育児の両立は、決して簡単な道ではありません。

寂しがって泣く子供を振り切って、
「ママ、ずーっと一緒にいて」と言う子供を説得して、
体調が悪い子供を残して出勤しなくてはならないことが必ず出てきます。
体力的に辛いときも、あると思います。

しかし、仕事は待ってはくれません。
特に総合職として、男性と伍して働くのなら、全力を仕事に傾ける男性陣と同等の成果を、より少ない時間であげなくてはなりません。

何のために働いているのか?
子供を悲しませてまで、する価値のある仕事だろうか?

そう自問自答することも、きっと出てくると思います。

それでも自分は、どんなことがあっても「仕事も育児も両方やりとげる!」と心に決めること。

ハラをくくることで、仕事へのコミットが上がり、成果を出せるようになる一方で、子供とも濃密な時間を過ごせるようになります。

かつて、雑誌の手記で、ベルリッツインターナショナルCEOで、元日本IBM取締役常務執行役員であった内永ゆか子氏が、次のような趣旨のことを述べておられました。

「キャリアの馬に乗ると決めたら、絶対に手綱を離してはいけない。全力でしがみついてください。それでも力及ばず、落馬してしまうことがあるかもしれないが、それは仕方ない。大事なのは、自ら馬から降りるという選択をしないこと」

私も、同じ言葉を贈りたいと思います。

仕事と育児を両立させると決めたら、どんなことがあってもやり遂げると心に決めてください。もし将来、困難が立ちはだかって、どんな手を尽くしても両立が難しくなったら、そのときは仕方がありません。でも一度決めたら、自分から、仕事と育児の両立を諦めることは、簡単にはしないで欲しいと思います。

一緒にがんばりましょう!

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