先日、娘とクッキーを作りました。
将来の戦力化を見据えて(?)できる限りたくさんの作業を経験させようと思い、以下の作業をお願いする予定でいました。
・材料を取ってくる
・材料計量時の数字読み上げ
・材料をボールに入れる
・卵をかき混ぜる
・型抜き
「これくらいの作業であれば出来るだろう」と見越してのことでしたが、案の定、これらの作業は上手にこなしてくれました。
さらに、卵を割ろうとしたとき、「やってみたい!」と言い出しました。
卵を割るのは、はじめてのこと。いきなりひとりで任せれば、グシャっと失敗してしまうのは目に見えています。
かといって、せっかくやる気を出しているのに「まだ無理」と言ってしまったら、せっかくの意欲を削いでしまいます。
「挑戦しよう」という気持ちを育てるためにも、なにかしらの成功体験を積ませてあげたいところ。
そこで、「ちょっと難しいから、一緒にやろう」と言って、まず卵の割り方を口頭でレクチャーし、手を添えて一緒に割りました。
娘は「できた!」とご満悦。
続けて、卵の攪拌もお願いしたため、「自分がやった」という気持ちを満たすことができたようです。
また、型抜きの段階でも、正直なところ「型を置けても、型から抜くのは難しいかな?」と思っていました。
が、最初は何回か失敗したものの、慣れてきたら型から抜く作業も上手にでき、天板に並べる作業まで、予想以上の範囲まで任せることができました。
■ 感じたのは、「これって、人に仕事を任せることと似ているなぁ」ということ。
仕事を任せる際には、
・相手の力量を想定し、それに見合った仕事を任せる
・ちょっと難しいかな?と思っても、上手く任せられる方法・段階を考え、導びき、育てる(初めての卵割)
・任せてみて、想定以上に上手くできるようであれば、もっと任せる(クッキーの型抜き)
という3つのステップを組み合わせて実行することで、無理なく任せながら、最大限に相手の力を引き出しながら、伸ばしてゆくことができるのです。
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