2011年8月24日水曜日

「Strength Finder」をやってみた

■ 先日「Strength Finder」をやってみました。

「Strength Finder」とは、「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」の著者、マーカス・バッキンガム氏とドナルド・O・クリフトン氏がギャラップ社において、ポジティブ心理学の観点から、一般的な性格を評価できるように考案された性格テストで、「資質」と呼ばれる34の分野において、回答者にどのような資質があるか、5つの強みを抽出し、測定するものです。

勝間和代さん推薦として、同著の帯にコメントを寄せていたので、ご存じの方も多くおられるかもしれません。

■ で、その結果、私の強みは以下のようになりました。

・コミュニケーション
・着想
・アレンジ
・学習欲
・未来志向

備忘メモを兼ねて、順に抜粋してゆきます。


■コミュニケーション
あなたは説明すること、描写すること、人前で話すこと、書くことが大好きです。「単なる事実」を「物語」に転換させ、イメージと具体例と比喩を使って活き活きとさせます。あなたのことばで描かれたイメージは人々の興味をそそり、彼らの見方を刺激して、行動へと啓発するのです。

<強みの活かし方の例>
・より大きな貢献ができるよう、コミュニケーション能力をさらにどのように発展させればいいか、その方法を探る

・企業内の伝説や面白い逸話をできるだけ多く仕入れ、同僚に話す機会を与える。社風を浸透させ、徹底させる役割を果たせる

■着想
着想とはむすびつきです。着想とは、なかなか解決できずにいる日常的な問題に対して、新しい見方を発見することです。だれでも知っている世の中の事例を取り上げ、それをひっくり返すことに喜びを感じます。それにより、変わっているけど意外な角度から眺めることができます。創造的、独創的、概念的、知的と名付ける人もいるかもしれません。

<強みの活かし方の例>
・独創的な発送が評価される部門、特に企画立案に関与させる。販売戦略、市場キャンペーン、新製品の企画など、予定している企画のアイデアを提示しておくだけで意欲的に仕事に取り組み、成長の糧としてゆく。

・物事に一貫性がないと納得できないため、ひとつひとつの決定が共通の理論や概念から生まれていることを説明したほうがいい。

■アレンジ
指揮者。たくさんの要素を含む複雑な状況に直面すると、最も生産性の高い組合せにアレンジしたと確信するまで、何度も並び替えを繰り返し、最良の方法を見つけ出そうとします。変化の激しい状況でこそ、ベストを発揮できます。予期せぬ事態に直面しても、混乱の中に飛び込み、新しい選択肢を工夫し、抵抗が最も少ない道を探し始め、新しい協調関係を見つけ出します。

<強みの活かし方の例>
・責任ある仕事で才能を発揮する。管理職にふさわしく、異なる強みを持つ従業員たちを同じ目標に向かって一致団結させる術を心得ている。

・複雑で多岐に渡る業務を与えられると、がぜん闘志を燃やす。同時に複数の業務をこなさなければならない環境のほうが好きなのだ。

・相互の信頼と協力関係を基準にチームをつくるやり方のため、信頼できないと思う相手や真剣に仕事に取り組まないと思う相手は、この人のチームに入れてはいけない。

■学習欲
学ぶことが大好き。学ぶ内容や結果より、プロセスに心をひかれます。短期プロジェクトで、たくさんの新しいことを学ぶことが求められ、すぐまた次の新しいプロジェクトに取り組んでいく必要があるような、活気にあふれた環境でチカラを発揮します。

<強みの活かし方の例>
・状況が刻々と変化する分野で、その変化に即応しなければならない職務を任せる。そうした変化を自分の能力に対する挑戦とみて、意欲を燃やす。

・新たな事実や知識を貪欲に身につけようとするので、学習により適した環境を与える。

■未来志向

「もし……だったら、どんなにすばらしいだろう」と、水平線の向こうを眼を細めて見つめることをするタイプ。未来に何ができるかというビジョンが見え、それを心に抱き続ける夢想家。未来のビジョンを眼に浮かぶように話すことを、人々は期待します。人々は自分たちの視野を広げ、精神を高揚させることができる絵を求めており、あなたはその絵を描くことができるのです。

<強みの活かし方の例>
・将来を前提に物事を考える傾向がある。将来必要になると思われる製品やサービスを考え、書き出し、計画を立てる時間を与える。

・将来の可能性について話し合う機会を頻繁に持つ。三年後、企業がどうなっているか、データを元にした見解を発表させる。こうした機会を得ることで、天性の洞察力と新しいデータで自らの見解をさらに発展させることができる。

■私をご存知の方、いかがだったでしょうか?
自分では「これって強みなんだ!」という発見が多く、やって良かったなぁと思っています。

特にコミュニケーション能力について。
自分では「コミュニケーション能力は決して高くない」と思っていたので、「そうかな?」と思うとともに、「コミュニケーション能力とは何ぞや?」を考え直す、良い契機になりました。

コミュニケーション能力について、感じた点は明日に続けます。

もしよろしければ、感想など、お気軽にお寄せいただけると嬉しいです↓

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