2011年7月27日水曜日

小刻みに成功を刻む

■ 昨日は、なにか問題解決を図る際には、
・現状がどうなっているか?
・理想の状態はどのようなものか?
・現状と理想のギャップを埋めるためには、どうすればよいか?
で考えましょう、ということをご紹介しました。

■しかし、現状と理想があまりにかけ離れていると、
絶望的な気分になって、取り組むことに嫌気がさしてしまうかもしれません。

そこで理想と現実のギャップを埋めるときには
「フェーズ(段階)分けする」
が非常に有効となります。

・最優先すべきポイントを見極めて
・最優先ポイントを第一段階で克服し、その他のポイントを第二段階で取組む
と、フェーズ(段階)分けして考えると、ハードルはぐっと下がります。


また、達成感を得やすいため、
・この達成感が次へのモチベーションとなり
・継続を促進するエネルギー
となります。

■例えば、私の英語力を引き続き例に挙げます。

克服すべきポイントとして、ざっと挙げただけでも
・スピーキングが弱い
・ボキャブラリーが不足している
・聞き取りもネイティブのスピードだと不安なときがある
・ライティングも、スペルミスをすることがある
があります。

すべてに一気に取り掛かることができれば理想的ですが、
忙しいビジネスパーソンが一気に勉強にとりかかる、というのは非現実的。

そこで、
・スピーキング(話せないと仕事にならない)
・ボキャブラリー(これが増えれば聞き取りもライティングもラクになる)
の優先順位を上げて、これらの課題を克服することを第一フェーズにし、

・ライティング
・聞き取り
への取り組みは、第二フェーズに回す、という具合です。

■このようにフェーズ分けすることで、
・ポイントを絞るので成果が出やすい
・小さな成功体験ができるので、次へのモチベーションとなる
・さらに次の成功体験へとつながる
と、上昇気流にのることができるようになるのです。

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