2011年6月26日日曜日

たかが、コピー。されど、コピー。

■今日の一歩(18歩目)-----------------------------

昨日は、金曜日。
一週間分の帳尻を合わせ、週末から母親モードに入るため
もっとも気合が必要な日です。

昔から適度なプレッシャーがある方が、いいパフォーマンスが出せるタイプなので

・時間が迫っているときに、自画自賛したくなる「まくり」を見せたり
・成果に対する適度なプレッシャーがあると、130%くらいの結果が出せたり

します。

最高のパフォーマンスを出すために、
・「これをすると、必ず結果が出せる」というジンクス、あるいは
・ある種の「儀式」
をお持ちのかたも、おられると思いますが、

(野球のイチローや、松井秀喜をはじめ、一流スポーツ選手には多いそうですが)

私がトップスピードに乗って、「やる気スイッチ」を入れるときには
・「カツ丼を食べて喝を入れる」
という習慣を持っています。

(その理由は「カツ」だから、です・汗)

で、昨日もそれにのっとり、ランチはデスクで作業をしながら
カツ丼お弁当をテイクアウト。

デスクで作業しながら、カロリーを気にせず、がっつりと
カツ丼を食べる妙齢の女性・・・

「よっ、男前!!」
と、自分を褒めたくなります(爆)

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■昨日は、

・雑務計の仕事、特にコピー取りは、学びの宝庫
・ひとつは、書類を受け取る相手の立場になることで、
チャンスも広がる
・もうひとつ、文字通り「コピーから学ぶ」ということもできる

と書きました。

今日はふたつめの、「コピーから学ぶ」を掘り下げます。



■「コピーから学ぶ」、これは読んで字の如く、

「コピーに書いている内容を読んで、勉強する」

ということです。


■例えば、私がビジネスパーソン駆け出しの頃、

取締役会や、経営会議の資料のコピーを取ることも、しばしばでした。

ご承知のとおり、これらは超コンフィデンシャル。
普通の新人では目にする機会もない、極秘資料です。

こんな重要書類にお目にかかる機会は、めったにないこと。
さらに、コピーは十数部に及ぶので、完了するまで時間があります。

このチャンスを利用しない手はありません。
私は、ここで目にした内容は口外もせず、漏洩もさせない
という自主規制をひいたうえで、コピーの資料を読んでいました。


■はっきり言って、サッパリわかりませんでした(爆)。

ですので、すぐに何かの役に立った、ということはありません。

ただ、
・経営層は、いま自分が見ている世界とは、全く別の視点で会社を見ていること
・承認を得るには、承認を与える側の立場になって「ロジック」を組む必要があること
のふたつだけは、わかりました。

特に、
「承認を得るには、承認を与える側の立場になって「ロジック」を組む必要があること」
は、今になって、大いに役に立っています。


■もし、漫然と言われたとおりに、ただコピーを「取る」だけだったら、
このような学びを得ることもなかったでしょう。

ポイントは、
・どんな仕事も、頭を使って、全力で取組む
こと。

そうすれば、雑務系の仕事からも、コピーからも、意義ある学びを得ることができます。

それが一ヶ月、三ヶ月、そして一年経ったとき、ただぼんやりと、文字通りコピーを取るだけの人とは、実力面で大きな差がつくことでしょう。

コツコツと工夫し、努力したことで、自分も成長する。

たかがコピー、されどコピーです。


今日もANDで考えましょう!

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