2015年11月17日火曜日

クランブルを作ろう!

「働くパパ・ママ」にとっての課題のひとつに、「子供と接する時間に限りがある中で、いかにして愛情を伝えるか」があります。

この中の「限りある時間で、子供に愛情を伝える」ための方法のひとつとして、今日は「『おふくろの味』をつくる」ことを提案します!

「人心をつかむには、まず胃袋をつかめ」という言葉もありますが、食べたときに「美味しいなぁ」と感じ、同時に幼少期の思い出をも想起させることができるのは、「食」ならではの力です。

文豪マルセル・プルーストの長編小説「失われた時を求めて」でも、主人公が、マドレーヌを口にした途端、故郷で叔母が日曜朝にくれたマドレーヌの味がよみがえり、それが引き金となって、幼少期の出来事が思い出されたところから小説が展開されてゆく構成になっています。

あるいは、「帰省時には、必ずコレを作ってもらう」、「親が必ずコレを作って待っていてくれる」という食べ物がある方も、少なくないのではないでしょうか?

子供が大人になってから、幼少期をあたたかく懐かしく思い出すことに効果的な「おふくろの味」。

子供と過ごす絶対的な時間が少ない共働き家庭こそ、時間をやりくりして少なくとも一品くらいは「おふくろの味」を確立させたいものです。

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で、我が家において、今のところ、「プルーストのマドレーヌ」的な存在になりつつあるのが「クランブル」。

クランブルは、

1. 果物を耐熱皿にのせて (バナナ、りんご、ベリー類が好相性)
2. 小麦粉、バター、砂糖を混ぜあわせた生地を果物の上にのせて
3. オーブンで焼く

というだけの、準備15分、焼き時間20分、しかも難しいコツとか一切不要!という、簡単スイーツ。

果物を変えたり、オートミールを混ぜたり、バニラアイスを添えたりすることでバリエーションがつけられるため、友人宅にお呼ばれしたときなどに持参する、我が家の定番スイーツなのです。

子供たちもとても好きなようで、先日も「食べたい!」とリクエストがありました。「プルーストのマドレーヌ」化も、できつつある「我が家の味」です。


もう少しで三連休。

家族とゆっくり過ごされる方も多いのではないかと思います。せっかくですから、あなたにとっての「クランブル」を作ってみませんか?

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