2015年2月13日金曜日

「妊活」について思うこと

仕事と育児を両立を目指す場合、「いつ産むか」は、悩ましい問題です。

・ 20代という、比較的キャリアの浅い段階で産むか
・ 30代前半/半ばという、キャリア上も重要な時期に産むか
・ 30代後半を過ぎ、ある程度キャリアを積んでから産むか

出産タイミングによって、その後のキャリアの積み方に違いが出るのは事実。
(この違いにご関心のある方は、こちらの記事をご参照ください)

ですから、多くの女性は悩みますし、「いつ産むか?」は、雑誌などの特集でもたびたび取り上げられる、関心の高いトピックでもあります。

私自身も、かつては悩みました。

・「20代のうちに、一人くらいは子供を産んでおきたいなぁ」と、漠然と思っていたものの
・体調を崩して、一時は排卵障害と黄体ホルモン不全になり、投薬治療
・治療の甲斐あって回復したもののなかなか子供を授からない
・もしかしたら、妊娠しづらい体質?と、少しヘコむ
・ちょうど当時、転職を考えていたこともあり、子供のことは一度忘れて、転職
・新しい職場での仕事はとても楽しく、子供のことは完全に忘れて仕事に打ち込んでいたところ、ひょっこり妊娠
・その後は、あれよ、あれよという間に第二子、第三子を妊娠、現在に至る

という経緯をたどっており、今では20代の頃の自分には、想像できない世界にいます。

「妊活」という言葉が聞かれるようになって、久しくなります。

いざ妊娠したいと思ったときには、日頃の不摂生がたたって、不妊体質になっていた…という事態を避けるために、普段から生活習慣や食事に気をつけ、自分の体を健やかに保つことは、とても大切なことだと思います。

しかしながら、「絶対に今年、妊娠する!」というレベルまで思い詰めてしまうと、カラダとココロに、かえってプレッシャーをかけることになってしまうのではないでしょうか。

子供は授かりもの。
「美容に気を配る」延長のような位置づけで、ゆったりと「しかるべきとき」に備える、という姿勢でも良いのでは?

もちろん個人の事情や環境によって、状況は異なりますし、これが正解!とは言えないことではあり、さらには非常にセンシティブなトピックではありますが、「不妊期」を経て、肩の力を抜いて、自然体になったときに、子供を授かった経験を持つ立場からあえて申し上げれば、必要以上に気負わず、自然体で過ごしませんか?と思ってしまうのです。

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