8月も最終週。
セミの鳴き声はいつの間にか消え、空にはトンボの姿を見かけるようになりました。朝晩の風は涼しく、夜には虫の声が聞こえます。
季節は確実に移ろい、私の「人生の夏休み」も、間もなく終わろうとしています。
正直、「ずっと今のままでいられたらなぁ…」と思わないこともなく、そうできなくもないはずなのですが、そんなことを言っていたら、いつまでも前に進めないことも、わかっています。「夏休みがずっと続けばいいのになぁ」と惜しんでいた、子供の頃と同じ気持ちですね。
一人目のときには、職場復帰が楽しみで仕方ありませんでした。初めての育児で慣れないことも多く、さらに会話のできない赤ちゃんと二人きりの生活に、息が詰まりそうだったこともあり、ホッとした自分がいました。
二人目のときも、職場復帰を控えてワクワクしていました。子供達は可愛かったのですが、「自分には専業主婦は向いていない」ということは分かっていましたし、子供ともある程度の距離があったほうが可愛がることができる、と考えたこともあり、職場復帰に迷いはありませんでした。
でも今回は、後ろ髪をひかれる思いです。今までと何が違うのだろう?と我ながら不思議でもありますが…さすがに三人になると、専業主婦不適格者にとっても育児もやりがいがでてくる、ということなのでしょうか。
とはいえ、「キャリアの馬から下りない」と決めたのは、他でもない自分。夏休みは、有限だからこそ輝く。そして夏のあとには、収穫の秋。前進あるのみ、です。
*いつも応援ありがとうございます!
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