2012年11月5日月曜日

自宅勤務の是非

■ 会社員をしていると、仕事をする場所=職場、という場合が、まだまだ多いと思います。

私も基本的には、通勤電車にゆられてオフィスまで出社する生活をしている身ですが、どうしても移動時間が確保できない事態が起きたとき、移動自体が困難であるときには、自宅勤務にすることが認められます。

で、気づいたこと。

「自宅勤務の時の方が、よっぽど仕事のアウトプットも多く、また労働時間も長い」。

アウトプットが多い、というのは、割り込み中断が入ることが少なく、極めて静かな環境のため、集中できるということが大きいようです。

労働時間が長い、というのは、結果的に通勤時間も仕事に割り当てているから。

もちろん来客があるときや、対面で話をした方がいい場合、また物理的に確認すべきものがあるときには、オフィスに出向くことも大切なことではありますが、そうでない場合には自宅勤務の方が集中できる、というのが、少なくとも私の実感です。

■ たまに、「自宅勤務にしたら社員がサボるんじゃないか」「勤怠管理ができない」という管理者もいるようですが、これは、自らの管理能力のなさ、あるいは社員との信頼関係のなさを露呈しているようなもの。

自宅勤務だからサボる、というスタッフがもしいるとすれば、サボれるだけの仕事量しか持っていないということですし、きちんと仕事をしているかどうかは、出てくるアウトプットの質と量を見れば、一目瞭然のはずです。

それが「わからない」というのであれば、スタッフへの仕事量の割り振りも適正でなければ、普段からそのスタッフがどの程度まで「デキる」かを把握することさえできていない、ということですから。

というわけで、私は週に2日くらいは自宅勤務を取り入れたほうが、全体の生産性が上がるのではないかなぁと思うのです。

通勤時間のロスがなくなる分、子供たちと過ごす時間を増やすこともできますしね。

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