2012年11月8日木曜日

「ナナメの関係」のススメ

「組織で働く人が、『ナナメの関係』を持つことは、大切なことである」と、よく言われています。

「ナナメの関係」とは、「直属の上司と部下」のような「垂直の関係」ではなく、他部門の上司と信頼関係を築き、なんでも相談できたり、フィードバックをもらえたりする関係を築くこと、を言います。

「ナナメの関係」は、直属の上司とは異なる視点からのフィードバックをくれるため、とても新鮮かつ貴重です。
また、新しいチャンスをくれたり、「垂直組織」の中ではリーチすることが難しい人や組織への影響力を発揮してくれることもあるため、社内での

実はここ2年ほど、「ナナメの関係」になっていただきたいなぁと思っていた女性マネージャがいました。

が、自分自身が産休に入ったり、また人見知りの私としては、いきなり「ナナメの関係になってください!」「メンターになってください!」と言う勇気も持ち合わせていないため(涙)、長らく「片思い」状態を続けていました。

が、折を見ながら、その方のチームとの共同プロジェクトを提案しに行ったり、実際にプロジェクトをご一緒したり、その方のチームが担当している分野について質問やご相談をさせていただいたり、ランチを複数でご一緒する機会があったり、と地道なコンタクトと、小さな成功を積み重ねた結果、それなりの信頼を寄せていただけるようになり、資料のレビューなどもお願いできる関係になりました。

今度の産休から戻ったら、いよいよ「メンターになってください!」宣言をして、「女性マネージャの心得」、「戦略的に考えられるようになるためには、どうしたらよいか」、「社内でのキャリアパスについて」、などなど、定期的に教えを請う機会を設けていただくよう、お願いしてみようと思っています。

「ナナメの関係」、構築するには時間がかかりますが、地道に積み上げた分、効能は絶大です。もし社内で憧れるなぁと思う方がおられるようでしたら、「ナナメの関係」を築くべく、トライされてはいかがでしょうか?

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