2012年7月20日金曜日

世界で三番目に小さな滝

子供に「世界で三番目に小さな滝は何?」と質問されました。
こんなとき、どう回答しますか?

「ググってみる!」と考えた方がおられたとしたら、ちょっと危険信号かもしれません。

何の危険信号か?

それは「普段から、自分の頭で物事を考えてるようにしていますか?」というシグナルです。

なぜか?

「世界で三番目に小さな滝」をググっても、有効な検索結果は得られないであろう、ということは、少し考えれば想像できることだからです。

具体的には、

1. 「小さな滝」についての調査を行う必要性と利点を見出せない
2. つまり、そうした調査を行いたい人/行ったであろう人は存在しないと思われる
3.  調べたいと思っても、対象が膨大すぎて膨大な時間と費用がかかり、非現実的
4. そもそも「小さな滝」の定義が曖昧
5. 万が一、「世界で一番小さな滝」が認定されていたとしても、「三番目」までランキングがあるとは思えない

と仮定できるからです。
(もし万が一「世界で三番目に小さな滝」についてご存知の方がおられましたら、情報をお寄せください。念のため)

では子供にどう回答するか?

残念ながら、「なんだろうね?でも世界で三番目に小さな滝って、どうやったら調べられるのかな?」と逆質問で切り返す、くらいしか思いつきません…。

せっかくの好奇心なので、その好奇心を伸ばしながら、自分の頭で考えるきっかけになればなぁと思いますが、言葉の投げかけは難しいものですね。


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