2012年7月1日日曜日

以心伝心

自分と使っている言葉の語感や、考えが近い人とのコミュニケーションとは楽しいものです。

使っている言葉の定義を揃える必要がありませんから(同じ言葉でも使っている人や、受け取り手によって定義が違うと、意外と意味は正確には伝わらないものです。意外な盲点ですが)、会話そのものがラクですし、多少、言葉の選び方が雑になっても、誤解される懸念が少ない、という安心感もあります。

さらに、「会話そのものを楽しむ」という芸当も可能です。核心をあえて口にせずに、回りくどい、あるいは曖昧な表現だけで意図が伝わったり、一言聞いただけで残りの言わんとするところが、心の声として聞こえる、とか(気のせい?)。

「以心伝心」、日本語を母語とする者同士の中でも、語感や感覚が近い人とだけ楽しめるコミュニケーション術ですね。
異文化コミュニケーション、あるいあグローバル化の波の中では、どんどん稀有なコミュニケーションになるのでしょうか…。

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