「現状を変えられないのは、自分の実力が足りないから。ならば『変えたい』と思い描く理想を手にするだけの『人間力』をまず備えよう」と考え、かねてから関心のあった古典を学ぶべく、2泊3日の合宿セミナーに参加することにしました。
現在はセミナーに向けた予習に打ち込んでいるのですが…なかなかタフです。
というのも、このセミナー、単に「古典を勉強する」あるいは「古典を理解する」という受動的なものではなく、「古典に学ぶ」を掲げているからです。
つまり、「古典を読み、文中に出てくる中で気になる文章・単語をきっかけに、筆者あるいは自己と対話をし、『リーダーとしてあるべき姿』像を模索する」ということを趣旨としているのです。
ですから、「ただ古典を読めばいい」のではなく、古典をきっかけとして、徹底的に思索することが予習課題になっており、そしてそのテキストは多岐にわたるもので、しかも『リーダーとしてあるべき姿』だけではなく、思索テーマは『生き方』にも広げることが可能で、さらには時代背景やわからない単語の意味なども調べてゆくと、いくら時間があっても足りない…、という状態になります。
こうした本業の業務とは少し離れた(というか、短期的には全く何の利点もない・爆)「勉強」の時間を取るのは、とても久しぶり。「学生時代にこういう勉強をしておけば良かった」という一抹の後悔とともに、テキストと格闘しています。
時代を超えて人々を惹きつけてきた古典は、「リーダーとして、こうありたい」あるいは「人として、こうありたい」という理想像を考えるには、もってこいです。
セミナー受講後、どのような理想像が生まれるか、その時に自分の内面がどのように変化するか、楽しみです。
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