2012年4月11日水曜日

時間の3D化

仕事と育児の両立における永遠の課題、「do more with less」を実践するための、3つの思考法をご紹介しています。

1.石の目を見る
2.なぜなぜ思考
3.時間の3D化

今日は「時間の3D化」をご紹介します。

■ 仕事と育児に取り組んでいると、やるべきことがてんこ盛りとなります。
特に子供関連で「やるべきこと」はこまこまとあり、なかなか侮れません。

一例を挙げると、
・予防接種のスケジュール管理と予約
・園に持って行く荷物の準備
・子供用グッズの買い足し
・園あるいは習い事お教室への連絡
などがあります。

特に、
・予防接種の予約
・園などへの連絡の電話
など、平日の日中でないとできないことも多々あります。

■ 一方で、平日の日中ではできない仕事も出てくる場合があります。

例えば、

・新しい仕事のアイデアを練ったり
・キャッチコピーを考えたり
・説明資料のアウトラインを考えたり

など、平日の日中は会議や来客に追われてまとまって考える時間が取れない場合には、早朝や夜などに、考える時間を取る、ということもあると思います。
(余談ですが、私はシャンプーをしている時が一番思考が活性化されます・笑)

■ そのため、
・平日の日中は仕事をして、
・平日の早朝や夜、週末は育児をする

というように明確に切り分けることは、現実的には困難です。

また、仕事関連のタスクと子供関連の用事を切り分けて、1つずつ順番にこなしていては
効率も劇的に上がってはこないでしょう。

■ そこで取り入れたい考え方が、「時間の3D化」です。

これはググっても他にヒットしない私のオリジナル表現なのですが、つまり、

・並列処理で1つずつこなしながら、その速度を上げてゆくのではなく、
・何かを走らせている上にタスクを重ねて、立体的に時間を使って(=3D化)物事を処理してゆきましょう、

という、時間の使い方のイメージです。

■ 例えば、
・通勤時、電車到着をホームで待つ間に
ネットショッピングでオムツを買う

・ランチタイム中、あるいは移動中に
必要な電話連絡を済ませる

・食器洗いや洗濯物をたたみながら
仕事のプランを練ったりする
などです。

■ なーんだ、「“ながら”仕事かぁ」と思われた方もおられるでしょうか?
はい、出発点は「ながら」ではありますが、(否定はしません・笑)「3D化」とイメージできるレベルまで持って行くには、自分が抱えているすべてのタスクに対して、

・どのようなで環境なら遂行可能か(場所などの物理的な制約を受けるか?)

・「この時間帯でなくてはできない」という時間的な制約はないか?

という点をまず明らかにする必要があります。

■ それから、「どのタスクをどのタイミング、どの時間帯に行うか」を割り振っておくと、経験値が加算され、似たようなタスクが生じた時に「いつ、どのように処理するのが最適か」を、迅速に正しく意思決定できるようになります。

すると、「手持ち時間が増えたような感覚」つまり、24時間で処理していた以上のことを実現している感覚を抱けるようになるでしょう。

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