このところ、論理的思考を磨きたいと思う場面が増えています。
論理的思考のためのツールには「フレームワーク思考」があり、本などで読んで勉強はしたのですが、当たり前のことながら、使わないと身につかない。どころか「どの場面でどのフレームを活用するといいのか」という判断すら、できません。
最近はようやく「ああ、これはSWOTで考えるとスッキリするかな」「これはMECEに考えるか」など、基本的な思考法は使えるようになってきましたが、まだまだ数が足りません。
そのため、論理的思考の訓練を徹底的に積んでいる戦略系コンサル出身者が羨ましい限りなのですが、人を羨んでいても仕方がない上に、こうした「考える」専門家には太刀打ちできません。
しかし、ひとつだけ自信をもって「これなら負けない」と言えることがあります。
それは「理想型から考え、情熱をもって語る」こと。
つまり文字どおり
・どういう状態が理想型なのか
・現状はどうなのか
・そのギャップを埋めるためにできる現実的な解は何か
について「情熱をもって」語る、ということなのですが、この「情熱をもって語る」という点がポイント。
つまり論理的に考えた結果に、仮に多少稚拙な点があっても、最低限のリスクがクリアできて、失敗した時のバックアッププランが練られてさえいれば「そこまで言うならやらせてみよう」と思ってもらえることが多いから。
「考える技術」が多少稚拙でも、「情熱」があればカバーできる。
どんなに立派なロジックでも、情熱がなければ人を動かすことはできない。
情熱があっても、最低限の思慮がなされていなければ、これもまた人を動かすことはできない。
自分なりに考えて、考えて、考えて、とことん考えたら、あとは情熱をもって思いっきりぶつかってみる。
成功は、考える技術と情熱の掛け算です。
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