2012年3月16日金曜日

「卒業式」を決める

三月は卒業シーズン。
袴姿のお姉さんたちから、保護者と手をつないで歩く幼稚園児まで、「卒業生」を見かける機会がグンと増えました。

思えば、学生の頃は春になると進級があって、毎年新鮮な気持ちで4月を迎える。
数年に一度は「卒業」という儀式があって、否が応でも環境が変わり、ステップアップしてゆく。
ベルトコンベヤー状態ですね。

しかし社会人になると、自分で「節目」を設けなければ、誰もが進級や卒業をさせてはくれません。
もちろん査定や人事考課で、昇格、昇進、昇給はあるでしょうが、学生の頃のようなダイナミックな環境変化ではありません。

あまり変わらない環境の中で、たんたんと過ごしたい方は気にしないかもしれませんが、成長志向が高い人にとっては、変化の多い環境に身を置いた方が成長も早いもの。

そこで、3年〜6年単位で「卒業」を意識してはいかがでしょうか?

ここで言っている「卒業」は、必ずしも組織を離れるだけではなく「この業務は卒業する」「この範囲までは人に任せるようにする」という意味も含みます。

中長期の目標を立てて、実現してゆく。そのために「卒業」という期限を設ける。

それだけでメリハリもつき、成長も加速するのではないでしょうか。

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