2012年2月25日土曜日

出産タイミングによるワークスタイルの違い:3. 30代後半以降

先日より、出産タイミングによる、ワークスタイル、キャリアスタイルの違いについてお話をしています。

今日は30代後半以降に出産する場合について、私の知っている方のケースをご紹介します。

ケース6.
最年少女性管理職として辣腕をふるっていたが、37歳で妊娠、出産。一年半の産育休の後、元のポジションではなく、子会社の部長職として職場復帰。旦那様も多忙のため「ほぼ母子家庭」状態だが、成果を出し続けたかいあって、現在は子会社にて代表取締役社長を務める。

ケース7.
ベンチャー企業で部門責任者という立場にあったが、40歳を過ぎてから、縁あって結婚、妊娠、出産。産育休中も仕事をしながら、半年で元のポジションに職場復帰。現在もペースを落とすことなく仕事を続けている。

学校を卒業してから30代後半までバリバリと仕事をこなしてきた場合、それなりの評価、立場を得てからの出産となります。確固たるキャリアを築いていると、復職後のキャリアパスもスムーズのように見えるかもしれませんが、忘れてはいけないリスクもあります。それは「高齢出産」であるということです。

現在の発達した医療は、以前よりも女性を守ってはくれるようにはなっていると思いますが、妊娠中の検査項目が増えたり、体力的に厳しくなるという事実は否定できません。自然分娩ではなく、帝王切開になる確率も高くなるとも聞きます。だから高齢出産がいけない、と言っているわけではありませんが(言うつもりも毛頭ありませんが)、命に関わることですので、「それなりのリスクがある」ということは、念頭においておく必要があるのではないかな、と思います。

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