2011年11月28日月曜日

比較、万歳!

先日、上の子の様子が何やらおかしかったので、どうしたのかな?と思っていたら。

どうやら園で鉄棒の前回りをしたようで、「みんな、先生に支えられて出来たのに、自分だけできなかった」という告白(?)がありました。

体力があり、かけっこは得意なのですが、どうやら鉄棒は少し苦手なようです。

親としては、鉄棒が少々苦手であろうが、
・手先が起用
・創造性が豊か
という良いところが見えているので、一向に気にしていません。

が、本人にとってはちょっとしたコンプレックスになっているようですし、「できない」というネガティブな自己評価がすべてに適応されては困るので、
・先生が支えてくれるから大丈夫(不安を取り除く)
・いきなりグルリと回れなくていいから、次は頭を下げることをやってみよう(スモールステップを設定)
・練習すればできるようになるから大丈夫(成功体験を誘導)
という話をしました。

このような時、「苦手をなくして、せめて人並みにできるように」と考えて、体操教室などに通わせるという考えもあるかもしれませんが、決して得意とはいえないことに、時間とお金をかける意義を見出せないので、そうした対応を取るつもりはありません。

今回の件で、少なくとも彼女が鉄棒の選手目指すということは、なくなるでしょう。

比較、万歳!

他者より劣ることがあって当たり前。
そのぶん、自分の得意なことを見つけて、その強みを徹底的に磨き上げて欲しいと願っています。

強みを見つけるには、他者との比較なしには成り立ちませんし、「強み」自体が相対的なものですものね。

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