2011年9月27日火曜日

勇気をもって撤退する

子供から風邪をもらって、かれこれ一週間。
ようやく回復の兆しが見えて来ました。

が、このところいつも見誤っているタイミングがあります。
それは、薬を飲むタイミング。

というのも、まだ下の子に母乳を与えているので、薬、特に抗生剤を飲むのは、極力避けたいと考えているからです。
(ちなみに、母乳は血液でできており、風邪菌は血液感染しないので、母乳からは移らないのです)

自分が薬を飲んでいる間は、母乳に薬物成分が移行しますので、粉ミルクに切り替えます。
ただし乳腺トラブルが起きないように、定期的に搾乳をしては捨てる、ということをする必要があるので、いつもより手間がかかるのです。

できるだけ母乳をあげていたい。
でも、風邪もツライ。
でも…という葛藤で、だいたい「母乳をあげたい」気持ちが勝ちます。

しかし、子供からもらった強烈な風邪が、薬なしで治癒することは、ほぼ不可能。
結局、薬のお世話になるのです。
しかも、散々に粘った後なので、治りも遅い。
こんなことなら、もっと早くから薬のお世話になっておけばよかった…と後悔するのが、毎度のパターンなのです。

よく、株式投資などでも、損切りのタイミングが見極められず「もう少ししたら、もちなおすのでは?」と淡い期待を抱いて塩漬けになってしまった、という話も聞きますが、授乳中の薬の服用も、まさに同じ境地にあるかと。

つまり「もう少しがんばったら、明日になったらもちなおして、回復に向かうかも?」と淡い期待を抱いて、悪化してしまった、ということです。

風邪をひいてしまったら、早々に見切りをつけて、さっさと薬を服用する。
ビジネスもうまく行きそうになかったら、早々に見切りをつけて、撤退する。
「状況を冷静に見極め、勇気をもって撤退する」ことが大切なのは、仕事も育児も同じですね。

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