2011年9月9日金曜日

「起業」という働き方。

■ このところ起業家の方とお会いする機会が続いているので、否応なしに「起業」について、考えます。

■ 事業を起こすということは、「これまでに世の中に存在しなかった、新たな価値を自ら生み出し、対価を頂戴する」ということ。
価値を生み出せなければ、対価を受け取ることができない、厳しい世界です。

友人知人で起業している人も何人もいますが、みなさん休日もなく、寝る間を惜しんで働いています。
平均労働時間は16時間なんてザラ。事業が子供、という例えもあります。

■一部には「ワークライフバランス」を求めるために起業する、という風潮もあるようですが、個人的には、やるからには、きっちりと事業をやりたいと考えています。

また自分の経験からは、ワークライフバランスを求めるなら、企業の保護下にある方が断然いいのでは?とも思います。

子供が病気で会社を休まなくてはならなくなった時でも、会社にはバックアップしてくる人がいます。
休んだとしても有給休暇もあるので、収入は変わりませんし、目先のことに全力を尽くしさえすれば、お給料は定期的に入ってきます。

しかし、自分で事業を起こすと、そうはいきません。
起動にのれば自由も効くかもしれませんが、それまでは自分が休んだら仕事に穴をあけることになり、収入が途切れます。

それに、少し厳しいことを言うようですが、守られた会社員という立場でいる時すら「ワークライフバランス」を実現するために必要な環境を勝ち取れないようでは、果たして起業してからビジネスを勝ち取ってゆくことができるでしょうか?

■ これまで、自分は、誰かの生み出したアイデアをカタチにするために尽力する、いわゆる「右腕」のポジションが向いているのかな、と思っていたので、その道を極めようかと思っていました。

しかし、先日、「ウーマンズ・イニシアティブ・フォーラム」に参加して、情熱と信念を持ち、堂々と世界と渡り合っている女性たちを目の当たりにし、話を聞き、きらびやかなオーラを感じたことで、「私もいつの日か、彼女たちと同じステージに立ちたい!」と強く思うようになってきました。

ロールモデルに触れることは、やはりとても大事です。


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