これまでに出会ってきた「印象的な言葉」のひとつ、それが「ベストを尽くせば、それで良い」です。
これは、新製品記者発表会の前日に言われた言葉です。
■記者発表会は、私が最も神経を使う仕事のひとつです。
本社からエライ人達がきて、プレゼンをするので、
1. 内容に不備があってはならない
2. 記者の集まりが悪いのは許されない
3. 万一のアクシデントにも対応できるよう、万全を期せねばならない
と、プレッシャーのオンパレード。
とくに、2.は、いつもお付き合いのある記者のみなさんは
「行きますよ~」と言ってくれてはいても、
・もし突発的な案件が発生したら、より大きなニュースに行くのが自然なので
人が来なくてガラガラになってしまうのでは?
と、蓋をあけてみないとわからないため、非常にナーバスになります。
■そんなとき、上司がかけてくれた言葉がこちら。
「ベストを尽くせば、それで良い」。
■上司は、私の気持ちを楽にさせるために、言ってくれたのでしょう。
でも、この時の私の心には、このように聞こえました。
「果たして、自分はベストを尽くしただろうか?」
■それ以来、プレッシャーを感じる場面では、このように自分に問いかけることにしています。
「『ベストを尽くした』と、自信を持って言えるまで、ベストを尽くしただろうか?」
答えが「YES」であれば、結果も自ずとついてくるものです。
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