2011年7月10日日曜日

7つの習慣

先日『7つの習慣』のトレーニングを受講しました。

受講前は、ビジネス書『7つの習慣』を具体例を交えながら
より分かりやすく解説するくらいかな?と思っていたのですが。

書籍+αではなく、トレーニングとして全く新しい価値を付加し
提供していることに驚き。目からウロコの連続でした。

■『7つの習慣』(原題:The Seven habits of Highly Effective People)は、

・主体性を発揮する(Be Proactive)
・目的を持って始める(Begin with the End in Mind)
・重要事項を優先する(Put First Things First)
・Win-Winを考える(Think Win-Win)
・理解してから理解される(Seek First to Understand, Then to Be Understood)
・相乗効果を発揮する(Synergize)
・刃を研ぐ(Sharpen the Say)

という、普遍的な「原則」に基づく習慣を身につけて、
真の幸福と成功を手にしましょう、ということを提唱しているビジネス書です。
30カ国以上で翻訳され、売上は2000万部以上にのぼるそうです。


■これだけの大ベストセラーですので、ここで述べられていることは、もしかしたら既にどこかで見聞きしたことのあるものかもしれません。

が、それが
・きちんと心の奥底まで、納得感をもって浸透しているか
・自分の「習慣」として、無意識のうちに行動できるところまで体得しているか
というと別問題です。

今回受講したのは英語でのトレーニング、しかも「エッセンス版」だったのですが(正式コースは2-3日かかるようです)、日本語で本を読むより、すっと心に入ってきました。


■なぜ、こんなにすっと心に入ってきたのか。理由は大きく2つあります。

ひとつは、書籍で表現されていた「原則」=Principalの説明が非常に明快だったことです。

書籍で「原則」という言葉を目にしたときには、わかったような、わからないような、曖昧な理解のまま読み進めていました。

「きっと、根本的な価値観とかなんだろうな」と分かった振りをしていたのです。


■しかし、トレーニングでは、より具体的に、わかりやすく説明がありました。

つまり、
・「原則」とは、「自然界の原則」と同義のものである。
例えば「重力」、例えば「昼夜」、例えば「満潮と干潮」、例えば「地球の自転」
のように、絶対に抗うことのできないことである。

これを聞いたとき、目からウロコが落ちました。
それはもう、ボロボロと!

そうか、これまで自分の生き方を考えるときに、
・何をしたいか?
・何が好きか?
・自分は何なのか?

と考えていたけど、それよりさらに深いところに
・自分が絶対に譲れない価値観は何か?
・どのように形容される人物になりたいか?
というものが「根っこ」としてあるのだ。それが「原則」なのだ、と分かったからです。


■そして引き続き「第2の習慣」 で言及されている「個人版ミッション・ステートメントの作成方法」の説明に入ったのですが、ここで提示された方法が非常にシンプル、かつ分かりやすいものだったため、さらに学びと理解は加速しました。

ミッション・ステートメントについては、明日に続けます。

今日もANDで考えましょう!

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