2011年6月22日水曜日

ロールモデルになる

■今日の一歩(15日目)---------------

昨日は、公私における下半期の目標設定を。

目標設定の際には、

・できるだけ具体的なアクションに落とし込む
・できるだけ具体的なイメージを浮かべる

ということは承知していたつもりですが、
改めて納得。

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■このところ、

・女性は女性ならではの「悩み」があるので、
女性のロールモデルを持つことも大切

ということを書いてきましたが
そろそろ締めくくりたいと思います。


■仕事と育児を両立したいと考える若手女性が
お勤め先に「ロールモデルとなる女性がいない」
と嘆かれるという話は、わりとよく聞くことです。

つまり、

・ロールモデルがいない

・仕事と育児が両立しづらい環境にある
(長時間労働の常態化、男性優位な社風など) 

・両立を考えていなくても、すべての女性にとって働きづらい


・定年まで働く気になれない
・3~4年で退職もしくは転職してしまう
・出産を考える年齢になるまで勤務している人が、そもそもいない
(あるいは、居ても両立できる環境ではないので、ロールモデルになりえない)

というスパイラルに陥っている可能性が高いからです。



■残念ながら職場がこのような環境にあるとき、
まず真っ先に思いつくのが、
「よりよい環境を求めて転職する」という選択肢でしょう。

私自身、仕事と育児を両立しやすい環境を求めて
今の職場に転職した経験がありますので、よく分かります。

しかし、退職を決意する前に、

「自分がロールモデルになる」

という選択肢にも挑戦してみて欲しいと思います。


■ロールモデルになるとは、つまりパイオニアになること。

特に典型的な日本企業の場合は、「前例」の壁に阻まれ
決して簡単なことではないと思います。

が、あなたがそこで戦い、勝ち取った環境は
後進の道となるのです。

あなたが闘うことで、将来入社するであろう何人もの女性たちに
仕事と育児の両立の道を創ることになるのです。

そして両立しやすい環境を勝ち取ったことは、あなたの実績として
一生の宝になるでしょう。


■もちろん、失敗する場合もあると思います。
が、どうせ転職することを視野に入れているなら、
辞める前にベストを尽くしてみても良いのではないでしょうか?

(といっても、人間関係がこじれて円満退職ができなくなっても、困るのですが)


今日も「AND」で考えましょう!

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