「二人三脚」で幸せな道

先日、娘とこんなやりとりがありました。

娘：「ママ、私も大きくなったら、お仕事するの？」
私：「するわよ。大人になったら、お仕事はみんなするのよ」
娘：「私、大人になってもお仕事しなくても、 いい？」
私：「どうして？食べ物を買ったりするには、お金が必要なのよ。大人はお金を稼ぐために、お仕事しなくちゃいけないのよ」
娘：「だって、お仕事しないママもいるよ？」
私：「・・・・・・」

正直「キターーー！」と思いました。

いつかは聞かれる日が来ると思っていた、この類の質問。

とはいえ、想定していたのは、
「どうしてママはお仕事しているの？」
とか、
「ママも他のママみたいに、ずっとお家にいて！（号泣）」

という「責められ系」のシチュエーションだったので、

・自分の母親は仕事をしている
・でも、仕事をしていないお母さんもいる

という事実には文句は言わず、それを受け止めた上で、
「では自分はどうしよう？」
と、自分の問題として思考している点には、感心しました。

が、こんなに早く聞かれるとは思わなかったので、一瞬、迷いました。「いったい何と回答したものか」と。

そして、このように答えました。

「大人になって、ひとりで暮らすなら、お仕事しなくちゃいけないのよ。でも、ママになってもお仕事をするかどうかは、大きくなって結婚して、一緒に暮らす人と相談して決めてね」

私は娘に必ず仕事を続けて欲しいと思っているわけではありません。
「もしかしたら、子供に寂しい思いをさせたくない」と、専業主婦の道を選ぶことも、あるかもしれません。

また「仕事を続けたい」と思っていても、その時の環境や、夫となる人の意向により、できないこともあるかもしれません。

あるいは「専業主婦として過ごしたい」と思っても、逆に夫となる人の意向で、仕事を続けることになるかもしれません。

伴侶となる人の考え方で、いかようにも変わる可能性があるのです。

ですから、
・結婚しても仕事をするか
・子供ができても仕事をするか
・一時、退職して家庭に専念するか
といった、仕事と育児をどのようなバランスで調和させるか、については人生の伴侶となる人とよくよく相談して、「二人三脚で幸せだと思える道」を選んで欲しいと思うのです。

娘に対してだけではなく、これから仕事と育児の両立を考える方にも。


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