2012年8月16日木曜日

「優秀」の定義

「あの人は優秀だから」「XXさんは優秀だよね」という言葉はよく聞かれますが、ふと思いました。

「優秀」の定義って、なんだろう?と。

そこで周囲で「優秀」と目されている人を観察し、共通点を見つけることにしました。

すると、以下のような点が浮き上がってきました。

1. 依頼に的確に対応する
2. 依頼に120%以上で応える
3. かゆいところに手が届く
4. 原因を素早く正しく突き止め、最短解で対処する
5. 行間/空気が読める
6. 相手を尊重した言動を取れる
7. 行動力/実行力がある
8. スピード感がある

そして、これらを眺めていて思いました。
端的に言えば、「優秀=想像力があること」なのかな、と。

「想像力がある」から、仕事を依頼された時に、依頼の本質を的確に把握し、対応できる。原因を素早く正しく把握し、対処することもできる。

「想像力がある」から、120%のラインを見極められる。

また「相手の立場に立って考える」という想像ができるから、かゆいところに手が届く対応もできるし、行間や空気も読め、相手を尊重することもできるのです。

そしてこれは会社員だけに当てはまることではありません。

経営者も、ビジネスのタネを見つけるには「需要と供給のギャップがどこにあるか」「顧客のニーズは何か」を「想像し、考える」ことが必要ですし、まして従業員を抱えている以上、普通の会社員以上に社員に対する「想像力」が必要でしょう。

また公官庁職員であっても、行政サービスを検討•実施する上で、住民視点になって「想像力」を働かせることは必要ですし、学校の先生なども同様でしょう。

優秀さを表現する言葉として、

• 1を言えば10を知る
• 打てば響く

などがありますが、これらも「想像力」を讃えたものなのではないでしょうか?

優秀さの源は想像力にあり、ですね。

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