2012年3月11日日曜日

一年

あの日からあっという間に一年が過ぎました。
亡くなられた方々にはご冥福をお祈りするよりほかなく、また被災された方々、未だに避難生活を余儀なくされている方々には、かける言葉もなく、やるせなく、切ない気持ちでいっぱいになります。

今日はいろいろなところで、いろいろな方々が、あの日のこと、またあの日を境に変わってしまったこと等について、発言をしているのを見ました。

しかし。
私には、そのような、社会的大義のある“何か”を語ることはできません。
そのような資格があるとも思えません。

非力でちっぽけな存在である自分ができること。
それは、自分が生かされている理由に思いを巡らすこと。

自分は、なにを成し遂げるために生かされているのか?
自分が、すべき貢献は何なのか?
なぜ、この命があるのか?

人生は短い。
この命を無駄にしてはいけない。

そしてもうひとつ。

いま、普通の日常を過ごせていることにも、感謝すること。
当たり前の日々がいかに幸福なことか、あの日、自分は知ったはずだから。

油断してるとすぐ怒ったり、グチったりしたくなる。
でも、そんなことにエネルギーを使う余裕があるのは、幸せなこと。おめでたいこと。

驕らない、欲張らない、謙虚に、でも全力で生きる。

後悔しないように。
「生ききる」ために。

それが、私にできる、精一杯のこと。

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