2011年6月11日土曜日

はじめに(3) 両立は単に選択肢のひとつ

■今日は土曜日なので、【思考ダダ漏れ日記】の予定でしたが、
【仕事と育児の両立】の具体的な内容に入る前に、
どうしても書いておきたいことがあったので、このトピックにします。

…なんだか迷走してるなぁと思われるかもしれませんが、
このカオスな感じが自分の個性なのかも、と思わなくもないので、
まぁ、良しとします。


■さて、誤解のないように最初に申し述べると、私は

「女性はみんな絶対に、仕事と育児を両立させるべき」

と思っているわけではありませんし、それを積極的に推奨するつもりもありません。

なぜなら、子供を生むことは、命がけだからです。
命がけのことを、無責任に人様に勧めることはできません。


■それに、妊娠期間中に仕事をすることにも、大変な苦労が伴います。

・妊娠初期にはツワリとの戦いがあり、
・お腹が大きくなってからは、体調管理との戦い
・さらに、この日本の劣悪かつ冷酷な通勤事情
(特に通勤時間帯には、席を譲ってくれる方は、ほぼ皆無)

私自身も二人目を妊娠していたときには、あやうく流産しかけました。


■無事に生まれ、幸い体調も良く、無事に職場復帰したら
今度は時間との戦いです。

・朝起きて、家事と育児を大急ぎでこなし、
・子供を預け、
・電車に飛び乗り、メディアチェック
・職場に着き、ホッとひと息ついたのも束の間

・「時間内に絶対に終わらせる!」とフルスロットルで仕事をこなしていると
・あっという間に退社(もとい、「撤収」時間・汗)

・再び電車に飛び乗り
・頭をクールダウンしながら、ブログを書いたり本を読んだりして、
母親にモードチェンジ

・一日で最高に嬉しい瞬間となる、子供とのハグ再会を果たし
・幸せを噛み締めたのも束の間(汗)

・夕食、家事、お風呂と子供のお世話をこなし
・子ども立ちを寝かしつけ、(一緒に寝入ってしまうことも;)
・気づくと9時、10時・・・

というのが、平日の様子です。


■・・・と書くと、

「こんなに忙しくしてて、やっぱり大変そうだぁ」
「一体どうして好き好んで、こんな苦行のような生活をするのか?」

と思われる方も、おられるかもしれません。


■が、私にとっては、

「経済的にも自立し、仕事と育児を両立している状態」

が自然で居心地の良いものなので、
まったく苦にならないどころか、極めて当然の状態なのです。

(自分以外の誰かに、経済的に依存して生きてゆくなんて
恐ろしくて、できません。たとえ、伴侶であっても、です・苦笑)


■ですから、私はたまたま、仕事も育児も両方することが
好きで、自分の性に合っているので、そうしているだけです。

そして、もし、このような壮絶な生活を送っていることを知っても、
「やっぱり仕事も育児もやりたい!」という方が、もしおられたら。

「いち経験者として、たったひとつでも、参考になる情報を
提供できるかもしれない」。

そう考えて、このブログを執筆しています。


さあ、今日も「ANDで考えましょう!」

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