2011年6月10日金曜日

はじめに(2)「仕事術」と「両立編」を分けなかった理由

■このブログは、少なからず、男性の方もお読みくださっていると思うので、
はじめは、仕事術についてと、仕事と育児の両立についてブログを分けて書くことも考えました。

マーケティング的には、たぶん分けたほうが正解なのでしょう。

が、やめました。

なぜなら、【男性にこそ】読んで欲しいと思ったからです。


■想像してみてください。

もし、あなたの奥様や結婚を考えている彼女が、
「子供ができても、仕事は続けたい」
と言ったとき、

「俺は母親には子供の側にいるべきだと思うんだけど(ちょっと不機嫌)」

あるいは

「別にいいけど、俺、忙しいから手伝えないよ(ちょっと素っ気なく)」

という反応をされたら、どうでしょう?


■もしくは、勤務先の職場が

・事務所で長時間労働を前提
・長く仕事をした人が評価される
・有給が取りづらい(ゆえに、子供の突発的な病院などへの対応が困難)
・仕事は会社に出社しないとできないと思ってる
・そもそも男性陣が「女性は子供が生まれたら辞めるもの」と思っている

という企業文化だったら、どうでしょうか?


■仕事と育児の両立には、幾つか欠かせない要素がありますが、
(詳しくは別途項目を立てて書きます)

そのいずれにおいても、

【男性の理解あるいは協力が不可欠】なのです。

(※個人的にはこの「協力」という言い回しにも
思うところがあるのですが、いずれ書こうと思います)


■というわけで、このブログをお読みくださる男性のみなさま、

「オレには関係ない」なんて思わずに(笑)

あなたの大切な、

恋人、奥様、ご家族

あるいは

職場の同僚、部下、自社の従業員さんなどが

「仕事と育児を両立させよう!」

と思ったときに、

【一定の理解をし、最大限の協力をするための心の準備】として、

この【仕育両立編】を読んでいただけたらな、と思います。

(もちろん、「へ〜、そんな風にして両立してるんだぁ」
という好奇心で、軽く目を通していただくのでも、
読んでいただけること自体が嬉しいです)


■もうひとつ、このブログを読んでいただくにあたって
ご理解いただきたい点があるのですが、
大切なポイントなので、項を分けて明日に続けようと思います。


今日も「ANDで考えましょう!」

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